上原正吉(EarthLink Network Co., Ltd.)。Claude Codeを開発の主体に据え、20を超えるプロダクトを1人で同時に開発・運用しています。これは、その現場の実測記です。

Claude を Max か Team で契約している方は、毎月、API 用のクレジットを受け取れるようになりました。一回限りではなく、請求のたびに補充されます。
私の Max (20x) アカウントでも、リンクして $200 を受け取りました。カードの登録は要りませんでした。
繰り越しがないので、受け取るのが遅れた月の分は、そのまま使われずに終わります。どの組織で受け取るかを決めたら、早めにリンクしておくのがおすすめです。
Anthropic が、Max と Team のプランに毎月の API クレジットを付けました。金額と条件は、Anthropic のヘルプページ「Monthly API credits for Max and Team plans」にまとまっています。
これまで、claude.ai のチャットや Claude Code を使うための月額プランと、Claude API の従量課金は、まったく別の契約でした。Max を契約していても、自分で書いたプログラムから Claude API を呼べば、その分は Claude Console で別に支払う必要がありました。
今回のクレジットは、その API 側の支払いに、月額プランから毎月お金が回ってくる仕組みです。プランの利用上限とは別なので、チャットや Claude Code で使える量は減りません。
claude.ai のホーム画面を開くと、右下に「Free API credits」という通知が出ていました。「Your plan now includes monthly API credits.」(ご利用のプランに毎月の API クレジットが含まれるようになりました)と書かれ、Claim credits のボタンが付いています。

私はこのボタンからではなく、設定の請求画面から進めました。claude.ai の左下のユーザー名から「設定」を開き、左のメニューで「請求」を選ぶと、プランの下に「API クレジット」という欄が増えていました。

「Max 20x プランには、毎月 $200 USD の API クレジットが含まれています」とあり、その下に「まだどの API 組織にも所属していません」と出ています。私はそれまで Claude Console を使っていなかったので、組織がありません。この場合は、右の 組織を作成 から始めます。
「組織を作成」を押すと、別のタブで Claude Console(API を使うための管理画面)が開きます。Console には独自の言語設定がなく、claude.ai の表示言語に合わせて日本語で表示されました。
最初に、個人で使うか、組織で使うかを選びます。

私は会社で使うので 組織 を選びました。組織を選ぶと「個人でご利用の場合は、個人アカウントから始めてください。個人アカウントはいつでも組織に変換できます」という案内が出ます。迷ったら個人から始めても、後から組織に変えられます。
次に、組織名、事業体の種類、所在地を入れます。

1つ気をつける点があります。画面は日本語でも、所在地の一覧は英語です。「日本」と打っても出てこないので、「Japan」で探します。
続いて、API の使い道を聞かれます。

最後に、確認の質問が2つ出ます。

消費者に法律・医療・財務の助言をするために使うか、18歳未満の利用者向けの製品やサービスで使うかを答えて、アカウントを作成 を押します。
組織ができると、すぐにクレジットを受け取る画面になります。

リンクして $200 分を受け取る を押します。下の小さな文字にあるとおり、組織をリンクしてクレジットを受け取ると、補足クレジット規約(Supplemental Credit Terms)が適用されます。
押すと、クレジットが付いたことを知らせる画面になります。

ここでカードの登録を勧められますが、登録しなくても使えます。「本日の請求はありません」と書かれているとおり、カードなしで続行 を押せば、お金はかからないまま $200 分を使えます。
なお、同じ画面を英語で表示すると「Credits cover the Claude API, Claude Managed Agents, the Claude Agent SDK, and the Playground」と、使える範囲が1文で書かれていました。日本語の画面には、この1文がありません。
Console のダッシュボードには、組織のクレジットとして $200.00 が入っていました。

「今月の使用額」の欄にある「ティア上限 $500」は、API の利用段階(ティア)についての表示で、今回のクレジットの額とは別の数字です。
ダッシュボードの左側のメニューには、Playground、ファイル、Skills、バッチ、Managed Agents(クイックスタート、エージェント、セッション、デプロイメント、環境など)が並んでいました。画面の中ほどには、使えるモデルとして Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5 が出ています。今回のクレジットは、ここに並んでいる API の機能に使えます。
右上の API キーを取得 から API キーを作れば、自分のプログラムから呼べる状態になります。キーを作るところから先は、この記事では扱いません。
claude.ai の請求画面に戻ると、「API クレジット」の欄が変わっていました。

リンクした組織名と「リンク済み」の表示、月間クレジット $200、次回のクレジットの日付が出ています。
ここで1つ気づいたことがあります。私のサブスクリプションの更新日は10月28日ですが、次回のクレジットは10月30日と表示されていました。クレジットが補充される日は、プランの更新日と同じとは限らないようです。月末に使い切る計画を立てるときは、この「次回のクレジット」の日付を見るのが確実です。
リンクしたあとは、claude.ai の設定のメニューに「API キー」の入口も増えていました。ここから Console の API キーの画面に移れます。
今回のクレジットが増えたことで、Claude に払うお金は、少なくとも次の3つに分かれました。混同しやすいので、整理しておきます。
このシリーズの前回の記事で紹介した、cloud session 用の $250 のクレジットは、これとは別の、一回限りのものです。そちらは claude.ai の設定の「使用量」に出るもので、Claude Code をクラウドで動かす分だけに使われます。今回の毎月の API クレジットとは、受け取る場所も、使える先も違います。
ヘルプページに書かれている範囲は次のとおりです。
Claude Code を普段どおり使う分は、これまでどおりプランの利用上限の中で使われます。今回のクレジットは、自分で書いたプログラムや Agent SDK で作ったエージェントから Claude API を呼ぶ分に使われる、と考えると分かりやすいです。
なお、ヘルプページのよくある質問によると、claude -p や Agent SDK を、リンクした組織の API キーで自分で動かす場合はクレジットの対象になります。ただし、Claude Code の GitHub Action、IDE の拡張機能、デスクトップアプリから動かした分は Claude Code の利用として扱われ、-p を付けても対象になりません。
ヘルプページには、ほかにも次のことが書かれています。
繰り越しがないので、毎月、何かに使い切る前提で考えるのが得です。私が確かめた範囲で、使い道として考えやすいものを挙げます。
$200 でどれくらいの処理ができるかは、使うモデルと入力・出力の量で大きく変わります。私もまだ使い始めたところなので、ここは断言できません。使ってみて分かったことは、続きの記事で書きます。
参考: Anthropic ヘルプページ「Monthly API credits for Max and Team plans」(support.claude.com/en/articles/17154008)
このシリーズでは、AI 開発ツールのクレジット配布・割引・無料枠など、受け取らないと損をする情報を、期限と手順つきで順次お届けします。 見逃したくない方は、ぜひ「いいね」と記事の購読をお願いいたします。
自社プロダクトは https://www.eln.ne.jp/products にまとめています。
上原正吉。EarthLink Network Co., Ltd. でAI開発をしています。2025年からClaude Codeを開発の主体に据え、今は20を超えるプロダクトを1人で同時に開発・運用しています。この連載では、その現場で実際に起きたこと(うまくいったことも、失敗も)を、数字と一緒に書いていきます。
また、AIで業務や開発を組み替えたい会社・チーム向けに、AI活用のコンサルティングも受け付けています。ご相談は www.eln.ne.jp からどうぞ。
EarthLink Network は、会社の全業務を AI で回すために、必要になったものを自社で作っています。いま作っているプロダクトの一覧と概要は、こちらにまとめています。
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